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更新日:2017年10月31日
10月29日(日)に研究所で育成中の機能性成分GABAを豊富に有する巨大胚芽系統について、安東米店(静岡市葵区)の協力を得て玄米食の食味評価会を行いました。
現在、全国的に様々な白米用の品種が生まれていますが、玄米食についても健康を気にする女性を中心とした安定したニーズがあります。
しかし、玄米食を目的とした水稲育種は全国的にこれまでほとんどなく、また、玄米食の食味評価法についても確立されたものもありません。
そこで、普段から玄米食を食する県内外の米屋・農家・消費者16名の協力を得て、静岡県育成中の系統について、従来の食味評価法(白米用)による評価とともに、玄米食にはどのような評価項目が必要かについて意見を伺いました。様々な表現が豊富にでましたが、全員が共通認識を持てる表現が重要であり、今後も何度かこのような食味評価会を実施して、新たな玄米食評価法の作成と品種開発を目指していきます。
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