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更新日:2015年9月11日
成果写真集【研究課題名】牛ふん堆肥中肥料成分を活用する施肥量削減技術の開発<2012~2014年度>
土づくりのために施用される牛ふん堆肥中の肥料成分のうち、化学肥料と同様に効く有効肥料成分量を簡単に知る方法を開発し、冬どりキャベツ栽培で化学肥料削減の実証試験を行いました。
牛ふん堆肥はりん酸、加里の有効肥料成分(く溶性成分=2%くえん酸に溶ける成分)の割合は高いが、ばらつきが大きく、施肥設計のためには個々の評価が必要です。
これまでの分析方法よりも、簡単な方法で、有効肥料成分量が把握可能であることがわかりました。
牛ふん堆肥中の有効肥料成分量を簡易分析で評価し、化学肥料を削減しても収量は同じです。化学肥料を減らすので、肥料費も安くなります。
(担当/土壌環境科)
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