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更新日:2015年9月11日
成果写真集【研究課題名】微生物防除資材等を活用した養液栽培で発生する病害の防除<2009~2013年度>
・地球温暖化の影響で平均気温が上昇し、夏場の施設内温度は極めて高温となっている。
・この影響で近年、養液栽培で夏場を中心に根腐による立枯が問題となっている。
・本研究では、この立枯の主原因である高温性ピシウム菌の迅速で簡易な検出方法を開発する。
・エゴマ種子を養液栽培の培養液中に3日間浸漬することにより、効率良く高温性ピシウム菌の補足が可能である。
・高温性ピシウム菌は迅速・簡易な遺伝子診断法(LAMP法)で検出でき、検出に必要な時間はわずかに1時間である。
・この遺伝子診断法には特別な機器が不要であるため、生産現場で資材の消毒後に、病原菌の残存の確認等に活用できる。
(担当/植物保護課)
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