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ホーム > 組織別情報 > 経済産業部 > 農林技術研究所 > 成果写真集 > 詳細

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更新日:2017年5月26日

静岡県農林技術研究所

施肥作業を大幅に省力化する柑橘の年1回施肥法

成果写真集【研究課題名】ヒトと環境に優しい柑橘における年1回施肥法の確立<2014~2016年度>

研究のねらい

・生産者が高齢化する中で産地の維持発展のため、担い手が経営規模を拡大できる省力的な技術が必要である。
・土壌や品種に合った養分の溶出を調節できる肥効調節型肥料等を用い、これまでの年4回以上の施肥作業を年1回にする施肥法を開発する。
・県内産地の主力品種において、安定生産が可能な年1回施肥用の肥料を開発する。

研究の成果

・肥効調節型肥料や石灰資材等の粒状肥料、土壌改良資材を配合し、カンキツの施肥回数を年1回に削減できる年1回施肥用肥料を開発した。中部地区の青島温州用と中晩柑用、東部地区の寿太郎温州用、伊豆地区の中晩柑用の4種類の肥料を開発した。
・施肥時期は、温州みかんは11月~1月、中晩柑は3月に1回施肥するだけでよい。
・年1回施肥体系により施肥にかかる作業時間短縮とコスト削減が可能であり、作業時間は35~67%短縮、施肥コストは3ha経営の温州みかんで労賃を含め最大45万円減となる。

(担当/果樹研究センター生産環境科)


お問い合わせ先

静岡県農林技術研究所
〒438-0803 静岡県磐田市富丘678-1
電話番号:0538-35-7211 ファックス番号:0538-37-8466