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更新日:2017年5月26日
成果写真集【研究課題名】“森林の都”を実現する県産材の需要と供給の拡大のための技術開発<2014~2016年度>
・近年、公共施設や商業施設等における木製施設としてウッドフェンスやウッドデッキの施工が増えている。
・ウッドフェンスは、人目につきやすいことから、屋外耐朽性に加えて、割れなどの外観についての劣化防止が要求される。
・ウッドデッキは、土足での使用となることから、屋外耐朽性に加えて、高い表面硬度が要求される。
・これらの性能を付与した、新たな県産材による低コスト外構用材を開発し、県産材の需要の創出を図る
・木材用防腐剤に形状記憶繊維に使用されている「リケンレジン」を15%添加した薬剤をスギ・ヒノキ材に注入することで、スギ・ヒノキ材の割れ抑制と屋外耐朽性能を両立したウッドフェンス部材の製造技術を開発した。
・コナラ材に防腐剤注入と高温熱処理を行うことで、高硬度で屋外使用に耐えうるウッドデッキ部材の製造技術を開発した。
(担当/森林・林業研究センター木材林産科)
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