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ホーム > 組織別情報 > 経済産業部 > 農林技術研究所 > 成果写真集 > 詳細

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更新日:2017年5月26日

静岡県農林技術研究所

3Dカメラで丸太の体積を測る技術

成果写真集【研究課題名】“森林の都”を実現する県産材の需要と供給の拡大のための技術開発<2014~2016年度>

研究のねらい

・静岡県では、新たに建設された合板工場への原木供給対策として、伐採現場から合板工場に直接供給する「直送」が急速に拡がっている。
・しかし、直送では選別機のある原木市場を介さないため山土場や中間土場で丸太の体積をはかる作業(検知)を行う必要が生じ、人員不足が課題となっている。
・そこで、山土場や中間土場で行う検知を効率化するため、コンパクト3Dカメラを用いて丸太の検知を行う「原木材積計測システム」の開発を行った。

研究の成果

・原木材積計測システムは、コンパクト3Dカメラ(FinePix REAL 3D W3M、富士フイルム製)で撮影した画像を、コンピュータープログラム(図-2)で処理して原木の直径・材積を計測するものである。
・原木の自動認識率(自動認識により正しく認識した原木数/画像中の原木数)は94%だった。
・自動認識後に行う手動修正の作業効率は11.3〜23.6本/分で、原木1立方メートルあたりおよそ30秒の作業で手動による修正が可能だった。
・はい積みの合計での材積計測誤差は1%だった。

(担当/森林・林業研究センター木材林産科)


お問い合わせ先

静岡県農林技術研究所
〒438-0803 静岡県磐田市富丘678-1
電話番号:0538-35-7211 ファックス番号:0538-37-8466